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2019年 08月 23日
山形・立石寺へ(その2)
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前回からの続きです。



山寺の登山口からさっそく登り始めます。






初夏の日差しが照り付ける中、

緑濃い森を抜ける涼しい風や静寂な参道、

そして霊場である独特な空気感の中、一歩一歩進んでいきます。

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立派な杉の木。樹齢何年だろう?
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木フェチ?!な私は、こんな木を見るとHugしたくなる~(そして実際にHugしました ^^:)


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”後生車”と呼ばれる、小さな車のついた木柱がたくさんありました。
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若くして亡くなった人の供養で、南無阿弥陀仏を唱えながらその車をまわすと

その仏が早く人間に生まれてくることができるという・・・。

ここは”観光地”ではなく、霊山、霊場なんだと改めて思わされます。


ちなみにここ立石寺の奥の院には、山形地方の民族風習である

ムカサリ絵馬が奉納されていることでも有名です。







途中、こんな風に休憩できる場所もあります。
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仁王門までやってきました。
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さらに石段が続きます。




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境内のあちらこちらに咲いている紫陽花に癒される。








そして・・・。
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山寺のシンボルともいえる、納経堂にやってきました。

見事な絶景です。まさに天空の山寺!!



「登らなければ味わえない感動がそこにあります」

と山寺のガイドブック案内書にありましたが、本当にその通り。



そして

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五大堂。

ここからの眺めは、長い長~い石段を上った後に待っているご褒美のようなもの♪






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山間の小さな町(村)が良く見えます。






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舞台造りのような建物。



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しばし休憩。いろいろな方面から景色を見下ろして楽しむ。
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長い年月を経て、雨や風が岩を削り、洞窟のようになっている岩肌がたくさん見られます。








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そしてさらに石段を登り、最後の奥の院までやってきました。ここが一番の頂上です。
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お参りを済ませたら、下山します。










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下りはあっという間でした。





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暑かったのと甘さ補給のために、”山寺アイスクリーム”を頂きました。

ご褒美、ご褒美♪

なんと、醤油ソフトクリーム(><)






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山寺をあとにして、車で走ること30分ほど。

今夜のお宿はここです。

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山形市にある黒沢温泉の「悠湯の郷ゆさ」



箱根で豪華な温泉宿に滞在したし、この次の週には秋田のモダンな温泉宿に宿泊予定だったので

まぁ、”この日はとにかくお風呂に入って寝れればそれで良し!”と思って決めた宿。


チェックインも夕方の6時近くと、遅くなる予定だったので、

宿でのお食事は無しにして、外に食べに行けばいいかな?と考え、

素泊まりプランにしたのです。



平日だったのもあり、一人なんとたったの4,000円!!


そのため、きっと”安かろう悪かろう”だと思い、正直言って全くなんの期待もしていませんでした。

「ま、4,000円の素泊まりなんて、ビジネスホテルより安いし、温泉も大したことないだろう」

くらいの気持ちでいました。


ところが、フロントの方達の接客も素晴らしく、

お部屋までの案内やお部屋での説明もとても親切で、

お部屋の冷蔵庫には私達の到着時間に合わせたのか、氷のいっぱい入った

冷たいお水のピッチャーも用意されていて、そんな心遣いも有難かったです。



チェックインの際に女性客は好きなデザインの浴衣&帯を選べるので(日本の温泉宿あるあるだね)

浴衣の大好きなメーガン、ニコールはここでもテンション上がっていました(^^)





それに通されたお部屋からの眺めが、これまた最高!!
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蔵王連山が窓いっぱいに広がっていて、

遠くにはスキー用リフトも見えていました。

素晴らしい。

(・・・しかし、お行儀の悪い娘らですみませ~ん。足、足ぃ~~!!)




温泉宿に来たら、まずは夕食前に一風呂浴びるのが常ですが、

今夜は宿の外で食べる予定だったので、まずはレストラン探し。


日本に来てからず~っと海鮮モノ続きだったので、

そろそろ”がっつりカロリー高め”、”こってり洋食”が食べたい気分になっていた私達は

迷うことなく、イタリアン系に決めました。


ここ、レストラン「ろかーれ」はなんていうか、街の洋食屋さんといった感じの雰囲気で

昔懐かしい昭和の喫茶店風。

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ものすっごい量で(絶対2人前はある!)、アメリカのレストラン並み。


食べきれないお客さんには、プラスチックの容器と輪ゴムがカウンターに置かれていて、

自由に持ち帰りできるようになっていて(そこもアメリカ風)なかなか良心的。



たらふく食べて満足した後は宿に戻り、

今日一日の疲れ(長距離運転と、山寺の昇り降り)を温泉でしっかり癒します。




ちなみに温泉も期待以上でした♪

朝風呂も入りましたが、時間帯によって景色が変わるので

それもなかなか良かったです。
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蔵王連峰を眺めながら入浴。(HPから拝借)






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半露天風呂は、外からの風が気持ち良い。(HPから拝借)




明日に筋肉痛が残らないよう、今夜はサウナにもじっくり入って

心地いい疲労感と共におやすみ~。




by tachimayu | 2019-08-23 17:39 | 日本2019


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