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2012年 08月 06日
北海道へ その3



北海道へ その3_a0246456_3141284.jpg






およそ30年ぶりくらいに訪れた羅臼。


国道の位置が変わっていたり、道の駅が出来ていたり・・・。
それなりに変化はあったものの、想像していたよりは
大きな変化はないような印象を受けたかな。




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滞在中はあいにくの雨模様。
とても観光をするような天候ではないけれど、せっかく来たことだし。



北の国から 2002遺言」の舞台となった羅臼。

その時、高村吾平役の唐十郎の入浴シーンで使われたこの瀬石温泉




岩で囲まれた小さな露天風呂ですけど、見えますか?



かなりハードコアな露天風呂(笑)
すごいロケーションにありますよね。
しかも国道からしっかり見えちゃいますから~。










お次は・・・。



羅臼漁港を一望できる場所に立っている、しおかぜ公園。






映画「地の涯てに生きるもの」のロケを記念して建てられた、
主演の森繁久弥扮する“オホーツク老人”の銅像。






ロケに協力した羅臼町民に感謝を込めて贈った歌「知床旅情」はあまりにも有名。
この石碑には森繁久弥の直筆をそのまま形にした歌詞も。







こちらは同じく「北の国から 2002遺言」で主人公の純が住んでいた番屋。



実際に撮影で使用した番屋は、通常では訪れるのが困難な場所にあるため、
市街地に再現したようで、観光スポットの一つとなっているようです。






中は食堂、兼お土産屋さん。




そういえば札幌に住んでいた頃、職場の同僚と
富良野のラベンダー畑まで観光に出掛け、
その際に同じく「北の国から」のロケに使った”五郎の山小屋”も
見に行って来たことを思い出しました。




洞窟の中にあるヒカリゴケも見に行きましたが、
有り得ないくらいのブレブレ写真だったので
載せる事ができませ~ん(^^:)




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自然豊かな羅臼ならではの魅力が他にもいっぱい!!
ココから下は、いとこの撮った写真を拝借しています。




羅臼の海ではマッコウクジラを見ることができます。








家の近くの海でこんなのが見れちゃうなんて、本当にすごいな~(驚)








クジラを見るツアーもあるよう。











冬の厳しい羅臼では、流氷が海を覆い尽くす光景も見ることができます。







何度も訪れた事のある羅臼だけど、実は冬の季節には一度もありません。
いつも夏だったので、私も流氷を実際に見たことがないんです。



羅臼からは北方領土である国後島もしっかり見えます。

・・・それにしても、さ・・寒そう(^^:)



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羅臼の人達は海と切っても切れない暮らしをしていますが、
本当に豊かな産物を生み出してくれる羅臼の海。


最高級品として料亭などで使われる羅臼昆布。
長~い羅臼昆布を岩浜で干している光景は
私の羅臼のイメージとして今でも強烈に残っているけれど、
この時はまだシーズンではなかったため
見る事ができませんでした。


そしてこの羅臼昆布を食べて育つ、蝦夷バフンウニ。
いとこのお兄ちゃんと目の前の海にもぐって、
岩場の下から取ってその場で食べたのが小さい頃の思い出。

初めて食べたウニが羅臼の蝦夷バフンウニだったため、
それ以来ウニは大好物。
人生初の”食体験”って大事ですね(^^)
その後の好き嫌いを左右してしまいますから。。。




30年も経ったから、もしかして大きなショッピングモールとか、
デパート辺り出来たかと思いきや、
相変わらず田舎の漁村で何だかホッとした感じ(笑)。

羅臼にはいつまでも近代化の波に乗ることなく、
手付かずの豊かな自然を残したまま、素朴な漁村であって欲しいと願うのは
私の勝手な独りよがりかな~?!




そういえば、7年前の日記に羅臼の事を書いていました。
それもかなり長々と・・・・(苦笑)

今、改めて読み返してみたら、
あまりに長過ぎて(気持ちが入り過ぎて?!)
自分でも呆れてしまいましたけど。。。

でも、あの時に切々と願っていた夢が叶いました。





by tachimayu | 2012-08-06 03:05 | 日本


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