2013年 09月 08日
バイリンガル教育

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「East」と「Yeast」の発音の違いを9歳の娘に指摘された、たちまゆです(汗)

・・・・日本人の私からしたら、どっちも「イースト」だよっ!!



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6歳になるちょっと前まで日本で育ったメーガンは、
アメリカに来た当時は英語がほとんど話せなく、
キンダーの先生もお手上げ状態でした。


あれから6年半が経ち、英語の比重がぐっと増え、
日本語の方はと言うと、6~7歳程度のレベルで止まったまま・・・。


アメリカに来た当時は私も辛抱強く、毎日1時間ほど
ひらがな、漢字の書き取り練習をさせたものだけど
気付いたら最近は以前ほど力を入れて学習をする事もなくなってしまった。


1年生の漢字80字をマスターしたところで、
よし、それでは2年生に進もう!と思えば、
今度は覚えた漢字を忘れてしまっている・・・。
一歩進んでは二歩戻る、のような。
こうなると親の方の忍耐力がモノを言うと思う。


学校、友達との会話、TV、本、
廻りを取り囲む環境が英語だらけ・・・という中で、
日本語を維持して行くのは並大抵の努力では実現しないと思うのです。

覚えた漢字を暮らしの中で”復習”という意味で
繰り返し繰り返し使っていかないと、忘れていくのも早かったりする。
 

バイリンガル教育を目指す親がぶつかる壁は
おそらく”一体どこまでのレベルの日本語を習得して欲しいか”
ではないのかな~と思います。

「必要最低限の会話が出来れば充分」なのか

「ひらがな、カタカナが書ければそれでよし」なのか

「日本の新聞が読めるくらいのレベルになってもらいたい」なのか

「将来、日本の企業で就職するにも困らないくらいの完璧な日本語」なのか

その辺りの終着ゴールを決めずに、やみくもに”日本語、日本語”と親が躍起になっても
結局は中途半端な形で自然消滅してしまう羽目になったり・・・・(そう、私のように)


今では私も、
”日本にいる私の親と私の通訳なしで会話出来れば、それで充分”
という気持ちでいますが、今後大人になっていく娘達と英語ではなくて
微妙なニュアンスや細かな表現も出来る日本語で
いろいろな話題を楽しめたらいいのにな、という気持ちも捨て切れず。


日本に里帰りした後はしばらくは日本語での会話が多く、嬉しいものの、
1~2ヶ月もすればまた英語の比重が多くなっていく・・・のが常。


それでもメーガンは”ママとは日本語で話すもの”という意識があるようで、
私には可能な限り(6~7歳児レベルの)日本語で話しかけてくる。

ニコールは2歳でアメリカに来たせいか、日本語と英語がごっちゃになった
妙な日本語が多く(ルー語)、時々吹き出しそうになる。



補習校に通わなくても、自宅で母親がしっかり
バイリンガル教育をしている友人もいて、
本当に頭が下がる思いだけど、私にはその忍耐力が足りなかったよう・・・。



7年生(中学)の勉強内容を見ても、これまでの小学校とは違い、
なかなか難解になってきており、高校、大学と進むにつれ
どちらがより彼女にとって大事なのか?と考えた場合、
そして今後、子供達はおそらく英語圏で暮らしていくことになる事を思うと
英語に重きを置いていくのが自然かな、と考えるようになりました。


もちろん、日本語教育を諦めたわけでもなく
今後も(以前のように毎日1時間はやらないまでも)
漢字のドリルは細々と続けていこうと思っていますが。


でも、時々ふと
”ひらがな、カタカナの読み書きが出来て、1~2年生程度の漢字が分かったところで、
日本の本や新聞が読めるわけでもないし、何となく中途半端で無意味なのでは?!”
と思ってしまう自分もいたりして・・・・(^^:)。

教える側の親がこんなに優柔不断だからダメなんだね、きっと(汗)。



余談だけど、日本語で話すと、子供達が
なんだかとても純真で可愛らしい感じに見える。
とくに、日本語がたどたどしいニコールなんか、
一気に5歳くらい小さくなったように感じたり。

それがいったん英語で話し出すと、
途端に小生意気な感じに聞こえてくるから不思議。

なんでだろう?

英語の会話だと早口になるし、声のトーンも低く落ち着いているから?!

ウチの子達だけに限らず、友人の子供達も同じだな~と思ったのです。

母親と日本語で会話している時は
幼い子供らしさみたいな部分があるのに、
子供達同士で英語の会話になると、
一気に大人びた雰囲気を醸し出していて
”へぇ~~”と思ったこと、何度もあります。



バイリンガル教育の持続は、当の本人もだけど
一緒に取り組む親の忍耐さによっても、
大きく左右されるな~と改めて実感しています。





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オマケ

アイスクリームの蓋を開けたメーガンが
「ママ、これ見て!!」と持って来ました。




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Smileyフェイス♪










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by tachimayu | 2013-09-08 14:16 | 子育て、家族 | Comments(14)
Commented by Nikora at 2013-09-08 14:39 x
同じ〜!!!実は私も先日、yearとearの違いを指摘されて、特訓させられました。なんとなくわかったものの、相当意識しないと区別して話す事なんて出来ません!

日本語教育。私もここ最近考えていました。ウチはずっと進研ゼミをやらせているけれど、これも同じように、毎日の中の復習が無いから、漢字はなかなか覚えていません。私も、本当に日本語教育を細々と続けて行く意味があるのかな?私の両親と話が出来れば、それで良しとしようか?とかいろいろ考えました。でも、私は、強い反発が無い限りは、続けて行こうって決めています。それが例え、形にならなくても、中途半端で終わってしまっても、土台を作っておけば、あとで自分で勉強したくなったときのハードルは低くしてあげられる気がして。
今まで出会った、何人かの国際結婚の家族に産まれた人と話した時に、みんな口を揃えて言うのが、「母(もしくは父)、の母国語を教えてくれていれば良かったのにって思うんだ」です。中には大学でその言語をとって習得しようとしていた人もいて、そう言う話を聞くたびに、出来る所までやっておこうって思ってはいるのだけれど、どこまでやれるか〜
Commented by りえこん at 2013-09-08 15:30 x
うちも先日yeastととeastの発音チェック入ったよ!!しかも旦那から。
その練習としてNikoraさんじゃないけど、yearとearの違いを練習させられた・笑
Yが入ることによって何がどうちがうんだろうか?

私も日本語教育は、私の家族と通訳なしで意思疎通ができること&日本で迷子になっても自力でどうにかできることを目標にしてた。
だから家の子供達の日本語もかなり年齢層低い。

そんな中、次男坊が自力でひらがなカタカナ、漢字を勉強してます。
好きだと勝手に勉強するんだと思って驚き。
そんな彼の目標は日本の任天堂に就職することらし。
アメリカで日本語検定受けれるらしいから、受けてみるのもいいかもしれないとは思っています。
Commented by ひでわく at 2013-09-10 06:52 x
 舌先の使い方…日本語では使わない音程を出さないとって難しい…割り箸で突っついて頂くと早く体得ってTVで(笑)♪

 興味を持てるアニメや歌等で日本語でいかがでしょうか…机で根を詰めるって意外と入らないものです(笑)…当方の姪も同様の経緯…日本に戻って流暢に日本語も喋っております…必要が先生にですね♪
Commented by tachimayu at 2013-09-10 12:13
Nikoraさん、そうそう。EarとYearもよく指摘される単語だよね。私からすれば、どちらも始まりは「イ」なんだけど、ニコールに言わせると「E]と「Y]は全然違うよ、ママ~、だって。う~~ん、耳が遠くなったのか・・?!

やっぱりどこまで突き詰めるか、が悩むところで、どこまで行けば終わりになるんだろう?っていつも考えています。
Nikoraさんの言うように、たとえ今後挫折したとしても、もしかしたら将来自分から日本語を学びたくなった時にまっさらから始めるよりはきっと入り易いと思うんです。そういう意味でも、日本語を身近に感じていて欲しいなと思います。
バイリンガルの人が”小さい頃は同級生よりも2倍勉強しなくちゃいけなくて、納得がいかなかったけれど、今は親にとても感謝している。自分にとって大きなアドバンテージになっている”というのを聞いて、やはりいつかはそういう風に思う日が来るのかな~って思いました。
まぁ、そうは言っても、教える側の私もかなり中途半端な感じになってきてるので、どうなることやら・・・・です。
Commented by tachimayu at 2013-09-10 12:23
りえこんさん、

やっぱり?この発音をはっきり言い分けるのは高度な技が必要だよね。

りえこんさんの子供達は日本語がかなり達者な印象だけど、確かマンガが好きだったんだよね?!
あれは日本語習得にすごく良いアイディアらしいよね。
読めないような難しい漢字には、ふりかながふってあるし、ストーリーに興味があって読み進めていくうちに言葉だけじゃなく、日本の文化なども学んだりできるし・・・。

次男君、すごいね~!
やっぱり自分から進んで学ぼうと思わないと上達しないのかも・・・。
興味示す、がポイントだよね。
ウチはしばらく日本語をお休みしていたら、ある日メーガンが「この頃、日本語勉強していないね。メーガン、けっこう漢字とか覚えるの好きなのに・・・。まだ忘れてない漢字、いっぱいあるよ」と言ったので、”へぇ~~”と嬉しくなりました。こんな時がチャンスなんだよね、きっと。

任天堂に就職・・・趣味が実益を兼ねるような、良いお仕事だよね。
夢じゃないよ、目標があるなら実現できるかも!
日本語検定ってアメリカでも受けられるの?
子供達っていうより、まずは自分が実力を試すためにも受けてみた方がいいのかも・・・・(^^:)
Commented by tachimayu at 2013-09-10 12:30
ひでわくさん、

日本人が苦手とする”R"と”L”の発音の違いはやはり舌使いですよね(^^:)
逆に、アメリカ人の旦那が苦手とする日本語の発音に「りゅう」があります。例えば「りゅういち」とか「りゅうせんどう」と発音する時に、「る~いち」や「る~せんどう」になってしまってます(苦笑)
お互い様、って感じですね。

マンガ本は私も試させてみましたが、2人とも日本のマンガ本にはさほど興味を示さず(アンパンマンとか、ドラえもん、ゲゲゲの鬼太郎なんかは大好きなんですが、本ではなくて映像で見るほう*笑)失敗に終わりました。残念・・・。

Commented by candy at 2013-09-11 22:19 x
たちまゆさん、お久しぶりです!
日本語を使わなくても不自由しない環境にいて、維持する&更に覚える、というのは本当に大変ですね。

わたしは、カナダに居る間全く日本の勉強をしなかったので、帰国してから苦労しました。特に漢字!(今は開き直って、保育園のお帳面に平仮名だらけの文章を書いていますが)

そして、英語もだんだんと忘れてきています。語彙がかなり減ったし文法とかじゃなく、「感覚」で覚えたその「感覚」が薄れてきているのを最近感じ、とても悲しくなります。

日本語の本を読む、というのはきっとされていると思うので、、、娘さんたちと、交換日記はいかがですか?(^ ^)読み書きの練習にもなるし、これから思春期に入り、面と向かっては言わないけど書いて伝えたいこととか、成長の記録としても親子で交換日記って、いいなあ〜って思います(^ ^)
Commented by candy at 2013-09-11 22:24 x
追伸

「この頃、日本語勉強していないね。メーガン、けっこう漢字とか覚えるの好きなのに・・・。まだ忘れてない漢字、いっぱいあるよ」

というメーガンちゃんの発言に、思わずホロリときてしまいました(;_;)
Commented by tachimayu at 2013-09-13 12:42
Candyちゃん、お久しぶりです(^^)
新しい漢字を覚えるのも大変だけど、やはり一度習得したものを忘れずに維持し続ける・・・というのが、こんなに難しいとは・・・と実感しています。やはり毎日繰り返し、繰り返し使っていないと薄れ去っていくんですね。ひらかなは簡単だからいいものの、漢字は音読み訓読みもあるわけだから、覚えることがいっぱいあるので混乱してしまうみたいです。
Candyちゃんはカナダ生活が長かったので、日本語よりも英語のほうがラクですんなり出てくるんでしょうね。

交換日記、良いアイディアですね~。
一時期、日本語で日記を書いていたんです(・・・というか、書かせていた・・・というべきか)。
何でもいいから、2~3行でも構わないから、とにかく毎日何かを書けばそれでよし、って感じで。
でも半年くらいでそのうち自然消滅しちゃいました(苦笑)。
日本にいた頃はよくお手紙をもらっていたんだけど、それは今でもとってあります。たま~に読んでみると、懐かしさとともにぐっとくるんですよね、なんか・・・。

続きます。
Commented by tachimayu at 2013-09-13 12:42
Candyちゃん、

>というメーガンちゃんの発言に、思わずホロリときてしまいました(;_;)


そうなんですよ、そんな風にメーガンに言われて、”へぇ~、そうなんだ~”ってちょっと驚くと同時に嬉しかったです。
そこで試しにいろいろ書かせてみたら、予想以上に漢字を覚えていてこれまたビックリ!(といっても1年生レベルですけどね*^^:)
せっかくそんな風な気持ちでいてくれてるなら、やっぱり続けていかないと!ですよね。

Candyちゃん、コメントどうもありがとう(^^)
Commented by れんれん at 2013-09-15 09:43 x
海外での子供の日本語教育は、本人が記憶の天才じゃない限り、環境と親の努力と忍耐によるものが大きいなぁと、自分の育児体験、いろんな人の話を聞いて思いますね。

子供は全て記憶の天才!という思い込みで、長女育児を開始したら、漢字記憶には致命傷の視覚メモリーが弱く、補う為にかなり時間を割く事になるし、その時間は凸を伸ばす教育しようと、バイリンガル教育はサッサと辞めちゃいました、本人も苦痛のようだったし;^_^A

メーガンちゃん、漢字覚えるの好きならば、これはサポートの甲斐があるね、継続には「好き」ということ一番の力だと思うし(^^)

たちまゆファミリーは帰省、日本からのお客様も多いし、日本語勉強の必要性が子供達にも明確で、学びたい気持ちも大きいんじゃないかな?

親も忍耐、努力だけど頑張って下さい。

Commented by tachimayu at 2013-09-16 08:16
れんれんさん、

私も最初はバイリンガル教育ってもっと簡単かとタカをくくっていました。
母親の私が日本語で接しているし、日本で生まれ育ち、6歳近くまで日本語しか話さなかったので、余裕だろうと・・・。しかし忘れ去る時も早いんですね(涙)
カレンちゃんの場合は、英語オンリーで絞った結果が功をなしたのか、学校でも良い成績をあげているし、良い選択だったのでは、と思います。
英語も日本語もどちらも中途半端になってしまう(ハーフに実に多いという)セミリンガルになってしまうのが心配なので、ウチも英語オンリーで育てた方が良かったかな?!と思う時もあるけれど、これまで費やしてきた時間や労力を思うと、なかなか諦めきれませんね。

漢字を覚えたい、日本語の勉強もしたいと言ってくれているうちがチャンスなので、メーガンに関しては私も積極的に出れるんですけど、下のニコールは時々「It's boring~」って苦笑いしてます(^^:)
あまり堪え性のない次女の場合は、挫折してしまいそうです、私が・・・(^^:)
Commented by はなばなな at 2013-09-17 04:47 x
今度違い教えてあげるよ。・笑

ウチも大変だよ、2ヶ国語習得のための努力、ホント京子頑張ってるね。僕は英語担当だから楽だけど。w

やっぱり、文化、歴史を日本語で分かってもらえるレベルがいいな。
Commented by tachimayu at 2013-09-17 07:11
はなばななさん、

11月に来る時、教えてね(笑)。
日本人が不得意とされている”R”と”L"の発音の難しさはよく言われるけれど、”E”と”Y”で苦労するとは思わなかった~。

京ちゃん、頑張ってるよね。「ウチは両親ともに日本人だし、日本語を諦めるという選択はないから、どんなに大変でも続けていくというのは子供達も分かっていると思う」って言ってましたよ。やっぱり親の挫折で諦めるケースも多いんだよね。
そうだね、私も理想はそれだなぁ。あと、日本人らしい控え目さとか思慮深さなんかも兼ね備えたら最高なんだけど、欲張りかもね。けっこうアメリカナイズされちゃってるし・・・(^^:)


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